おまけ。
昨日仕事帰りに解体現場に遭遇。
近所の神社に付属した建物を壊している。
今朝工房に行く途中で立ち寄って、
古いガラスの入った建具を数点頂戴する。
ガラスが波打っているのでけっこう古そうだ。
解体屋のオヤジが「おまけ持ってくか?」といって
徳利の入ったダンボールを出してきた。
「野田町」「坂本屋」とある。
隣の野田市(千葉県)にあった料亭か何かのものだろうか。
それがなぜ川をはさんだ松伏町にやってきたのかは不明。
モノは誰かの所有物であることをやめた時、
壊されたり、買い取られたり、譲られたり、盗まれたり、贈られたり、
いろいろあって流れ流れていく。
今日は北越谷でやっている骨董市にも立ち寄ったが、
日本やヨーロッパなどさまざまな所から流れ着いたモノたちで
あふれかえっていた。
今日頂いた古い建具も、そのうち額になったりして
銀座なんかに飾られたりもする。
モノに履歴を聞けたなら、それはそれは面白い話が
聞けるかもしれない。
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