木工。
よくカン違いされるが、家具屋と木工屋はちがう。
木工屋は家具屋に成り得るが、家具屋は必ずしも木工屋とは限らない。
あ、私の勝手な考え方なんで、まちがってたらすいません。
日頃、家具屋の論理で仕事をするのに慣れてしまうと、
木工屋である自分がなんだかまどろっこしい。
あ、わかりにくくてすいません。
家具屋は図面(デザイン)から入る。
木工屋は材料(木)から入る。
いくらデザイン力・技術力が優れていても
たった1枚の板の美しい杢に勝てるだろうか。
木工屋に必要なのは、
その木の魅力を最大限に引き出して
形にすること。
プラスアルファはそれぞれの木工屋が
努力すべきこと。
木工について興味のある方には
『木工の世界』早川謙之輔(新潮社)
『木に学べ 法隆寺・薬師寺の美』西岡常一(小学館)
などをお勧めします。
これらの本は、私を初心に戻してくれる先生です。
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