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古材について。

200702_003


私は木材を使って家具を作るのと平行して
古材や廃材を使って額などの作品も作っています。

ひとくちに古材・廃材といいますが、定義はよくわかりません。
わかりませんが、なんとなく古材は「いい味の出ている」「いい風合いの」状態のもの、
廃材は「クギが刺さっている」「廃棄寸前」「もう使い道がない」状態のもの、
というカンジで解釈しています。

材木屋さんにある木と、これらの古材・廃材は
素材としては「木」であることになんら変わりはありません。
ただ表面(や内部)が長い年月によって変容・変質しているだけです。

古材などはひと鉋かけるとまた新たな木の表面が出現しますが
廃材のひどいのになるともう「ショウがぬけて」いて
触るとボロボロと崩れたりします。

では古ければ「古材」なのかというと
そうも言えないのです。
法隆寺を支えている、あの千三百年のヒノキを
誰が「古材」だと言うでしょうか。
現役で活躍している木はあくまでも「材」なのです。


・・・とここまで書いて、
参考に引っぱり出してきた西岡常一棟梁の本を
しばらく読みふけってしまいました。
耳の痛いことばかり書いてあります・・・。

あぁ、鉋の裏出ししなきゃ・・・。


古材についてはまたいつか。

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コメント

あ、廃材おじさんだ...。
つづきを楽しみに待っております。

どうも。
私が変な廃材オジサンです。

♪ハイザイオジサン~、ハイザイオジサン~

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