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神代ニレ。

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世の中にはいろいろな種類の木があって、
家具に使われたり、日常的に見かけたり
手にしている木というのは、実は案外少ないものです。

神代ニレというのは、読んで字のごとく
神の代の楡(ニレ)。

倒木などで偶然に数百年もの間、火山灰や地中に埋もれていた木で、
石灰が混入した水が浸透して化学的に発色、独特の神秘的な緑色をしています。
不思議に枯れた味わいがあり、稀少かつ魅力的な材です。

4月1日からはじまる「土庵」さんでの企画展に、
このニレで作ったスプーンを数本出品します。
ま、ハナシのタネに、手にとって眺めてみてください。

0120-333-906。

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もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。

現在発行されているDHCさんの
健康情報誌『みんな、げんき?』4月号の表紙に、
で、で、で、で~ん! と、
イサド一家で登場させてもらってます。
いや~恥ずかしい。

撮影は、まだ1月の寒風吹きすさぶ中・・・。
顔は笑ってますが、内心は「早く撮って下さい~!ヒ~!」
てな感じでした。

書店などでは売っていないので、
見てみたい方はこちらからどうぞ。
表紙と5ページ目ぐらいです。
見なくてもいいですが。

実は今日も、とある雑誌の取材を受けておりました。
発行は5月下旬とのことなので、詳細はまたその頃に・・・。

(写真は1月の撮影時のもの)

今井茂淑さん。

最終日の「今井茂淑 家具展」に行ってきた。

行って良かった。

「自分が一番見てみたいもの」がそこにはたくさんあった。

この満足感は、絵画や陶磁器や普通の家具などの展示では得られないものだ。
ここ数年なかった心地よい刺激と、なんだか言いようのない嫉妬心のようなものが
まだ余韻として残っている。やっぱりすごいな~、今井さんは。


個展は3年ぶりだそうですが、私が前に作品を拝見したのは
もう7、8年ぐらい前のこと。
家具で独立したいと思いつつ、家具だけではない、
何かもうひとつの「なにか」をイサドの中心に据えたいと
模索している時でした。
雑誌に載っていた今井さんと、今は亡き木村二郎さんの古材の作品に
ビビビッ!と感電したような衝撃を受けたのでした。

当時世田谷にあった今井さんのギャラリーショップ「スペース・デュー」に足を運び、
実は同じ職業訓練校で、同じ先生に習っていたことや、
古材の面白さなどを話していただきました。

今日も、お互い古材談議に花が咲いてしまい、
頼んだコーヒーを飲むのも忘れていました。

古材を使って何かを作る人はけっこういると思いますが、
今井さんの、古材や金具をうま~く組み合わせる絶妙なバランス感覚は
まさに日本でも指折り、の方だと思います(私の勝手な判断)。
南房総に引っ越されたとのことで、ますます面白い作品が
生まれちゃうんでしょうね~!うらやまし~!


「僕は古木たちからエネルギーをもらいながら、いい意味で、
制作を『やらされてる』んだと思う。木工の技術を介して、
古材たちの出会いを手助けしているんですよ」
(『太陽』 2000年11月号より)

巣立ちの歌。

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花の色 雲の影
懐かしい あの想い出
過ぎし日の 窓に残して
巣立ちゆく 今日の別れ
いざさらば さらば先生
いざさらば さらば友よ
美しい 明日の日のため

風の日も 雨の日も
励みきし 学びの庭
かの教え 胸に抱きて
巣立ちゆく 今日の別れ
いざさらば さらば先生
いざさらば さらば友よ
輝かしい 明日の日のため

(村野四郎作詞・岩河三郎作曲)


卒業シーズンですね。

私は小学校卒業と同時に引越しをしたんですが、
この歌を聴くたびにその頃のことを思い出して
胸にグッとこみ上げるものがあります。

その時の気温や空気感や、
空の色までもが鮮明に蘇る。
そんな力を、歌というのは
持っているように思います。


キャンディーズの「微笑み返し」も好きなんですが(笑)

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いいこともあれば、

そうでないこともある。

人生山あり谷あり。

 


ふ~。

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