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雷。

我が家はどういうわけか、雷がはじまると停電する。
さっさと東京電力に連絡して直してもらえばいいのだが、
雷が去ってしまえばどうということはないので
この5年間、ほったらかして来てしまった。

ロウソクで明かりをとる。扇風機は止まる。炊飯途中の米は鍋で炊く。
それはそれでいいんだけど、今日はチビが熱を出していて絶不調なところに
真っ暗になってドーンと来たもんだから、怖がって大変だった。
こんな時はやはり電気のありがたみを感じる。
単純だけど、明るいということは、安心するのだ。

いま僕らは「雷」というものを「雷」として理解しているから
怖がりながらもなんとなく安心していられるけれど、
科学というものがまだ存在しない時代に雷はかなり怖かっただろうなあ。
ピカ!ド~ン!ゴロゴロゴロ~!空が怒っている。
空というよりも別の何かの存在を感じてしまう。
そしてそれは、いくら科学が発達した現在でもあまり変わらないような気がする。
自然現象の凄さ。不思議さ。怖さ。
いくらバーチャルなものが発達しようとも、本物にはかなわないということか。

200808_008


蓮の花が咲き始めました。

右のちいさなボロ家が我が家です。

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コメント

クウネルの連載コーナーに
‘ごろりでゆるり’っていうのがあって、
それをもじって
雷が鳴り始めると
あ、‘ぴかりでごろり’だね、といいます。

いや~すんごい雷だったこと。
朝方もぴかりでごろりで、
ちっとも眠れなかったですわ。

あー!
我が家も昨夜そんな話をしていたところでした。
いま我々は、あの稲妻が、地鳴りのような爆音が、水分たっぷりの帯電した雲の放電現象だということを知っているが、知らなかったら、空の上になにものかがいるとしか思えないねえ...という話。
そのとき河原にいたんだけど。激しい閃光と爆音にもかかわらず、うちの雷の子はすやすや寝ていました。名は体を表しているのかしらねえ?

雷は雷より出でて雷より雷し。なんだそれ。
さすがだね。
なんか「雷」という字は花粉症のマスクをしている顔に見えるね。
なんだそれ。

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