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松本雑感。

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●初日、指定された搬入時間の少し前に公園に着いたが、もうすでにあちこちにテントが張られ、クルマを停める場所もない・・・。毎年のことなのかもしれないが、なんだかやる気を削がれる感じだ。まずは場所取り合戦なのね・・・なんだかガツガツしてイヤだなぁ。まぁ出遅れたわけではないが、結局「出遅れた」ことになったのが悔しいのだけど。

●屋外で、しかもいろいろなモノが一同に集まっている中で、自分のひとつひとつのものはとても弱いという気がした。モノは、工房にある時と、ギャラリーやお店などにある時と、日常の家の中にある時と、公園などの屋外の空間にある時とで、モノそのものは変わらないのだが、背景となる空間が変わることで、何かが変わる。テント内部を、白ペンキを塗った板張りなどで格好よくギャラリー風?に仕立てているブースもあった。「見せる」ための演出というものも、モノにとっては重要ということか。しかし、モノそのものに力がなければそんなことも無意味だ。屋外で、雨で、はねた泥がくっついててもなお欲しい。そんなモノが作りたいと思う。

●初日の夜、予約を入れておいた郷土料理のお店へ。応援に来てくれた母、姉夫婦と姪と一緒に総勢7人で馬三昧。馬のあちこちの部位を食う。レバー、赤身、霜降り、たてがみ、大動脈・・・。牛や豚にしてもそうだけど、鳥、魚、鯨、とにかく人間はいろいろなもののいろいろな部位を余すところなくよく食うなあ・・・などと思いながら食べたのでした。

●会場の公園からは、ぐるりどこを向いても山が見えた。僕の住んでいるところではそんなことはありえないので、なんでもないような顔をしつつ、その風景にあらためて興奮していた。「山が見える」ところに住んでない日本人の方が少ないのだろうなぁ・・・。「山が見える」ことで、いろいろなことが違うのかもしれないなぁと、ちょっと思った。

●泊まっていたホテルの周辺は、古い建物がたくさん残っていていい感じ。カメラ片手にふらふらと一日中散歩していたい衝動にかられる。こういう衝動は、モノを作りたいという衝動とは別の、元々僕の中にある宿命というか血というか、そんな感じがするのです。

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コメント

おつかれさまでした。今年もいけなくて残念でした。
どこへいってもイサドがイサドでありますように願っております。

(こちらは まるごとイサドなすごい妄想を勝手にしております。ふふふ。次お会いできたらお話しましよう。)

毎度ありがとうございます。

妄想注意。

んじゃ、やめとくか。(笑)

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