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木のはなし。

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「木があるとその空間の価値が高まる」

人生の先輩の言。

木のはなし。

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あと1週間ですね。制作もラストスパート。
ぽろぽろと木のはなしでもしていきましょう。


●木のものを作って納品したり展示などしてきて、なんとなく感じていたことは
(詳しい方は除いて)ほとんどの人が木について知らない、ということでした。
まぁ当たり前というか、木に関わる仕事をしていたりよっぽど興味があるとかでない限り、
人はそんなに深く木の世界には入り込まない。
自分だって木の仕事をしているけれど、まだまだ知らないことは山ほどあるし
単純に樹種をたくさん知っているからエライというわけでもない。
例えば、製材された板状の木をみればある程度わかるけれど
立ち木の状態でこれは何の木かとたずねられたら、たぶん私の母の方がよっぽど詳しい。

●私は本が好きですが、木に関する本は木の話ばかりで(当たり前ですが)
面白いんだけどちょっと教訓めいたり説教じみたりする傾向があるので、
そうではない本の中にちょっとした木に関する話などが出てくるとうれしくなります。
昔から木という素材が人の生活に寄り添うようにあったことが、いろいろな本からわかります。

●前回の「木のはなし」では古材も含め20種類以上の材を使って作りましたが、
珍しいということもあり黒柿のものが人気でした。来ていただいた方の中には
やはりかなり詳しいツワモノの方もおられて、ハナシが大いに盛り上りました。
今回は黒柿はありませんが春が近いということで、桜のカッティングボードや調理へら、
たまにしか作らない(笑)チェリーのお皿などをご用意しようと思っています。


つづく

こけしさん。

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先日「そろばん」がきっかけで
なぜか我が家にいろいろなこけしがやって来ることになりました。
届いた中で一番気に入ったのはこのこけしさん。
お顔も全体のバランスもとてもいい。
底には「渡辺忠義 六十一才」の筆。
調べたところ、土湯温泉のこけし作家さんのようです。
土湯は昔訪れたことがあるのですが、
いい雰囲気のこけしだなという印象がありました。

私は自分が作ったものにサインとか焼印とか入れない主義?なのですが
(たまに入れることもありますが)
こういう風に、名前と作った時の年齢が入っているというのも
わるくないなと思ったのでした。

ひきこもり。

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自宅敷地内に工房があるので、用がなければあまり外出しない。
ヘタすると数日門から出ないこともある。
なので、髪に寝癖がついたまま仕事したりしている。
あまり人に会わないと、どんどん気にしなくなって
ふと鏡を見ると顔にも緊張感がない。
まぁもともと緊張感のない顔ではあるが・・・
こんなことではいかんなぁ。

女性の場合、人前で脚を出していると細くなる、とかいう伝説があるが
あながちウソではないのだろうと思う。
毎日満員電車に乗っているような人の場合、周りは常に顔かおカオである。
すべての人が自分を見ているわけではないだろうが、
他人の視線というものは自分の表情やしぐさを意識する
きっかけになっている。

そういえば、ちょっと調べてみたが
いま日本で引きこもっている人は、推計で300万人以上いるらしい。
家族は別として、他人と接することをやめた人というのは
鏡で自分の顔を見るとき、どう感じているのだろうか。

(写真・近所の土手脇の防災倉庫前にて)

一難去って・・・

いろいろドタバタしているわりに何も進んでいない。

モリと遊んでいたら小さな指が左目を直撃してしまい、痛いのなんの。
眼科にいったら傷がついているとのこと。
目薬をさしているのだが、どうにもまぶしい。
でもまぶしいと感じているのは、もしかして花粉のせい?
と、さっき気がついた。
ついに花粉症になってしまったのだろうか。
外は強風である。

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