ほとぼり。
●「ほとぼりが冷める」という言葉がある。ほとぼりとは「火を消した後の余熱」とある。ニュースで「炉心溶融」という言葉を聞くたびに、この「ほとぼり」が頭に浮かぶ。勝手なイメージとしては、線香花火の落ちそうで落ちない火玉という感じ。地震以降、日本中がこの「ほとぼりが冷めるのを待つ」ている状態だが、なんだか第三者的な、無責任な感じのする言葉でもある。3週間が経とうとしているけれど、私たちは間違いなく当事者であることを忘れてはいけないと思う。
●計画停電。いきなり暗くなるとこどもは怖がる。本当の暗闇というものが、実は日常生活からは消えている。電気を消しても、どこかで明かりがついているのだ。真の暗闇は、大人でも怖い。それにしても、停電が思ったよりも実行されないので、なんだか複雑な気持ち。
●いろいろ考えていても仕方がないので、ジャガイモ植えつける。落ち葉や野菜クズなどで堆肥を作るための木箱も、ずっと前から作りたかったので、思い立って本日製作、本日完成(笑)。今まで穴を掘って土を盛っていた所には丸々としたカブトムシの幼虫がいた。
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