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イサド農園。

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イサド「農園長、お久しぶりです」

農園長「うむ、何年ぶりかのう」


「杉戸に越してきてからは初めてじゃないですか」
「そうか」
「問い合わせもあったようですよ、園長はどうしたって」
「ホントウか」
「ウソです」
「・・・」


「地震大丈夫でしたか?ウチは瓦が崩れちゃって・・・」
「ワシは首がもげた」
「え?首が」
「そう、首が」


「田んぼに水が入りましたね」
「うむ」
「お得意の俳句、一句いかがですか」
「・・・きょうはそんな気分ではない」
「・・・」


「ジャガイモか」
「はい」
「ここの土はどうじゃ」
「まだわかりません」
「前のほうは石だらけのようじゃのう」
「はい、苦労しています」
「何か出るとよいが」
「は?」
「ここの下は遺跡じゃからな」

(我が家は、旧石器・縄文時代前期の向山遺跡の上に建っています。
詳しく言うと「杉戸町埋蔵文化財包蔵地」だそうです)

土手の草。

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だいぶ日が伸びてきた。
早めに仕事を切り上げて、チビと土手へ。

補助輪なしで自転車に乗れるようになった。
飛ぶことを覚えた小鳥のように、
弾けるようにうれしそうに乗る。
うれしさのカタマリが走っている。
そうだ、自転車に乗れるって、こんなに
うれしいことだったんだな。

道端の踏んでくださいといわんばかりの所に
きれいな草を発見。
よーく見ると、ちいさな宇宙がある。
そして、このちいさな宇宙が土手の
あっちのほうからこっちのほうまで
もう数え切れないぐらい生えている。

海に行ったときに、砂浜の砂ひと粒を意識してしまった時にも
これに似た感じがあった。

どちらもとても美しいものだけど
ほとんど意識されないものだ。
ひとつひとつに反応していたら、
一歩も歩けなくなってしまうだろう。

人の作り出す「美しい(といわれる)もの」と
自然の「美」は、やはり根本的に
ちがうものだと思わされる。


(ちなみに私は海水浴に行くと、浜の石ころや流木や貝殻などが気になって
下ばかり見てしまいます・・・)

チャリティマーケット。

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きれいな青空の下、フラココさんでのチャリティマーケット。
たった4時間だけの市でしたが、久しぶりのイベント出店に加え、
出店者の方々もすばらしく楽しい人ばかりで
私たち家族も大いに楽しんでしまいました。
来てくださった方、買ってくださった方、ありがとうございました。
売り上げの一部は、フラココさんを通じて、東日本大震災の被災地への義援金を目的として、日本赤十字社に寄付させていただきます。ありがとうございました。

写真は、earth wormさんに教わりながら糸紡ぎチャレンジ中のチビ丸。

香港へ。

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ナラのプレート。本日旅立ちました。

新しくオープンしたフレンチダイニングレストラン
BETTYS KITSCHEN
で使っていただくことに。
何がのるんだろ。パンかな。

いいなぁ、香港。

一年になりました。

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久しぶりのダイニングフルセット。
ご注文のメールを頂いてからほぼ一年。やっとお届けできました。
そろばんイスに惚れ込んで頂いて、ずっと待っていてくださいました。
ありがとうございます。ありがとうございます。
ありがとうございます。ありがとうございます。(4脚分)
もう調布の方に足を向けて寝られません(笑)

思えば1年前の今頃は「鎖骨バンド」なるもので固められて
シャツを着るのも脱ぐのも一人ではできませんでした。
作りたくても作れない、そんなつらかった記憶がよみがえります。

「当たり前」に作れる一日一日を大事にしなければ、と思います。

一年生になりました。

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一年生になったら
一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で 食べたいな
富士山の上で おにぎりを
パックン パックン パックンと

一年生になったら
一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で かけたいな
日本中を ひとまわり
ドッシン ドッシン ドッシンと

一年生になったら
一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で 笑いたい
世界中を ふるわせて
ワッハハ ワッハハ ワッハッハ

まど・みちお作詞/山本直純作曲

チルチンウラ話。

現在発売中の「チルチンびと」66号で、自宅とダイニングテーブルの製作工程について取材していただきました。


●実をいうと、昨年発売の61号でお世話になる予定だったのが、私が取材の直前に鎖骨を骨折してしまい、急遽キャンセル、大変なご迷惑をおかけしてしまったのでした。その時点では自宅のリフォームもまだまだな状態だったので、結果としてはよかったのでしょうと、取材が終わってから編集のYさんと笑い合いました。

●写真を撮影していただいた梶原さんは、同じ大学のいっこ上、ということが発覚。当日招いたのも大学時代の友人で、学園祭では「本田君と大石君」というヘンテコな企画を3年間毎年一緒にやっていた。それを当時の梶原さんは見ていたのでした。時はめぐりめぐって20数年、我が家で3人がご対面。生きていると時々こういう面白いことがあります。

●テーブルの製作については、今回の作り方以外にもたくさんの方法があります。何を重要視するかによって、仮に100人の作り手がいれば、100通りのテーブルが生まれるのだと思います。

●編集のYさんとは、最初にお話をいただいてから、ずいぶんと長いお付き合いとなりました。遠路はるばる何度も通っていただき、漆喰塗りにもご参加いただきました。イラストも、本当はもっと違うかたちのものを希望されていたのだろうと思いますが、いかんせん素人イラストレーター、力不足で申し訳ありませんでした。ただ、何かイサド的なものをとても気に入ってくれていたというところで、図々しくも甘えさせていただきました。この場を借りてお礼です。ありがとう。

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