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京都最終日はギャラリーには行かず、朝から京都御苑の林の中を散歩していたのですが
そこでこの「桜松」に出会いました。
元から生えていた黒松の樹上に山桜が育っていたという珍しい物件で
しかも松が枯れて倒れた後も、桜は松の内部の空洞を通って地上まで根を下ろしていたために
枯れずに生き残り、松を突き破って枝を伸ばし今も花を咲かせているのだそうです。
松が倒れた平成8年当時推定で松の樹齢は約100年、桜は約40年だったそうです。
長い年月の間に淡々と営まれてきた静かで激しい生命の闘い。
当り前のようにいまあるその佇まいに、しばらく見入ってしまいました。
今回の展示タイトル「はじめに一本の木がありました。」は
一本の木からはじまるさまざまな物語をイメージしてつけたのですが
まさにそれを象徴するような「桜松」でした。
京都では町屋に泊めていただきました。
外側はそのままでも内部は今風に大幅に改装されてしまっている物件が増えていて
昔ながらの風情を残した町屋は少なくなってきているそうです。
朋遠方より来る。東京から駆けつけてくれたasacoさん・政治君ファミリーを交えて、なんともにぎやかな宴会となりました。楽しかったナァ!
・・・それにしても町屋はすべてがミニマリズム、ひとつひとつが感動です。そういえば僕が生まれた家もこんな感じだったなぁとなんだか懐かしい気持ちになりました。
(この写真はasacoさんからいただきました)
潤さん、トビラノさん、ありがとう。お世話になりました。
(まだ展示は終わってないですけどね)
メリーゴーランド京都さんでの展示、はじまりました。
本屋さんに併設のギャラリーということで
すぐ隣には本がぎっしり・・・
じっとしていられるハズもなく、ウロウロと
こちらの本をあれこれ立ち読みしていました。
こども向けの本だけでなく、大人にもしっかり読み応えのある本がたくさん。
店長の鈴木さんが良いと思った本だけを集めているというだけあって、
どれも欲しくなる魅力的な本ばかり。
結局自分へのおみやげと称してたくさん買ってしまいました。
展示も見て欲しいですが、すばらしい本との出逢いと
そこから広がる無限の世界への入り口としても
おすすめなお店です。
展示は18日まで。ぜひ足を運んでみてください。
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