デジカメのオートフォーカスが壊れてからだいぶ経つ。
修理の見積りが予想以上に高かったので、修理はあきらめて新しく買うつもりでいるのだが、
なんだか今のこのカメラを見捨ててしまうのもどうかと思い、悩んでいるうちに日が経ってしまった。
写真を撮らなくなったことで、文章が書けなくなった。
今までは、いい写真が撮れたその勢いで文章が書けていたような気がする。
シャッターを押して、なるべく新鮮なうちにそれを料理してブログやSNSに盛り付ける。
リズムがある。リズムというよりも流れのようなかんじ。早い。
思考よりもまず画像。画像に収めてから考える。いや、あんまり考えたりはしないのかもしれない。
画像は文章のイメージを具体化してくれる。画像がイメージを作るのか。なんかよくわからないが、
画像は時に便利で有効だ。たいした文章でなくとも画像とともにあるとなんとなくそれっぽく見えるから。
デジカメが壊れて、すこしさっぱりした気分になっている。
話は変わるが、私たちの目玉は丸いのに、いわゆる絵画や写真、額、画像などはどうして四角いのだろう。
最近ネットで丸い形の額縁を見たのだけど、なんだか「額」という感じがしなかった。
四角形の持つ力、作用と人間の営みの間には、想像以上に深い何かがあるような気がしてならない。
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