ちょっと前まで「です・ます調」で書いていた。
デジカメが壊れたせいで、転調した。
いや、カメラのせいではないか。
語尾を変えることで印象が柔らかくなったり、冷たくもなる。
文章は難しい。
不特定だけど誰かに向けて書くとき、自然と失礼のないようにという気持ちが働く。
単なる日記と思うと、丁寧な表現は逆に気持ちが悪い。
「言葉尻をとらえる」という言葉があるように、そこにつけこまれて弱みとなることもある。
最近はバカ丁寧というか、へりくだり過ぎてわけのわからない「させていただく」が横行しているが、
あれも一種の防御というか、保険のようなものなのだろう。
自分も過去に、うかつに放った言葉のせいでとりかえしのつかないことになってしまった経験があるので、
わかる気もする。
話すこと、書くことは、あまり意識しないけれど、やはり技術やセンスがいるということなのだろう。
最終的にきちんと相手のことを思いやった言葉が、深く心に届く言葉になるのではないか。
自分のような余裕のない人間にはなかなかできそうもないが、
意識の隅に置いておくことぐらいはできそう・・・かな。
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