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今年最後のお届けに名古屋まで行ってきました。
歴史ある古いご実家をリノベーションされたすてきな空間にテーブルとイスが納まって、
なんだか自分にとってのこの一年も締めくくられたような感じがして、ホッとしました。 
あじまの家
 
長距離運転で持病の腰痛が久しぶりに悪化してしまいましたが、
早く治して来年もバリバリ仕事をがんばりたいと思います。
今年一年ありがとうございました。

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2013年にオープンした加須のカフェLaughさん。
いつもアットホームな雰囲気で迎えてくれるすてきなお店です。
追加でオーダーいただいたテーブル2台をお届けしてきました。
メインの大テーブルもいい感じに育っているようで、うれしいです。

掲載。

Photo
 
 
仕事や作品について、取材を受けました。
『すみごこち vol.4』(FPコーポレーション発行)、「手仕事礼賛」という巻末のシリーズ企画で、3ページです。
見かけたら手に取ってみてください。

水木しげるさんの訃報にしんみりしていたら、
今朝の新聞で高田宏さんが亡くなったことを知った。
名著『木に会う』を、いつかこのイサド通信で紹介したいと思っていたが、
なかなか書けずにいるうちに今に至ってしまった。
木に関する本はいろいろ出ていると思うし、自分もそんなに読んでいるわけではないけれど、
高田さんの文章は、自分にはすっと入っていけた。
だらだら書く気はない。『木に会う』は文学賞をとっている本だ。
中でも「木でつくる」の篇は、伊香保の子宮洗いにはじまり、早川謙之輔さんの物作りに至る名文だと思う。
木に関係する仕事をしている人だけでなく、いろいろな人に読んで欲しいと思う。
素晴らしい本をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

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久しぶりに「そろばん椅子」を作っている。
ご存知の方も少しはいるのかなと思うけど・・・
この椅子の背中に組み込んでいるそろばんの珠は、昔の五つ珠のそろばんをバラして
ひとつひとつ水洗いして、なるべく欠けや汚れのないものを選んで使っている。つまり本物。
元々骨董やガラクタ好きだった自分が、骨董市でよく見かける古いそろばんの、
その珠の部分がとても気になりだして、家具に使えないだろうかと思ったのがきっかけで作り始めた。
原寸図には2004年の日付があるので、もう10年以上前だ。
万人受けする椅子ではないのはわかっていたけれど、
なんだかんだで10年作り続けてきているのだなあと思うと、ちょっとうれしい。
古物好きが高じて家具・木工の世界に入った自分にとって、原点のような椅子。
バンバン売れるわけではないけれど、こうしてたまに共感してくれる方が注文してくださることで、
細々と作り続けられている。こんな椅子も、あっていいのかな(本当はバンバン売れて欲しいですけど)

そろそろ新しい椅子も作りたくなってきた。

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