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木工における造形の仕事は、当たり前のように思っているけれど、削る仕事だ。 造形と一言でいうけれど、何か粘土のようなものを付け足し付け足し形を作っていく作業とは異なり、 木工は削って削ってひとつの形を削り出す。 素材と技量と熱量と、もうひとつ、詩情とでもいうものだろうか。 足していく作業ではなく、削っていく作業の中でそれを実現する。 なんて書くとさもそれができているようなかんじだが、 まだまだ入口でウロウロ右往左往している。 考えすぎるとロクなことがないけれど、確かなことは 自分の線や面、手触りは自分のものであるということ。 それだけはわかってきた。
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