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個展がはじまった。
土日の在廊が終わり、今週は工房でお皿を作っている。
久しぶりに刃物を研いだり、雑草を抜いたり、トマトやゴーヤを植えたり。
展示期間中のこの緩んだような、でもどこか落ち着かない独特の時間が好きだ。
展示は31日まで。

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数ある素材の中からこれはという面白そうな部分を選び出し
きれいに洗って加工していよいよ四角に組む瞬間が
自分にとっての額作りのピークでありエクスタシーである。
その後の裏板ベニヤやガラスを切ったり金具を取り付けたりする作業は
ひたすら忍耐というか苦行のようなものだ。
そんなこともひっくるめて額作りは奥が深い。

あたらしいもの ふるいもの

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次の展示が近づいてきた。
タイトルは、池波正太郎さんのエッセイ集『新しいもの 古いもの』から拝借した。
池波さんのエッセイでは、新しいもの、古いものはもっと広い意味で使われているのだが、
自分としては、自分が作品を作る時に漠然と考えていることを捉える言葉としてしっくりきたので使わせてもらった。
デザインをお願いしたdrop aroundさんがそれを絶妙にやわらかく平仮名にしてくれた。
額の中身のコーディネートから撮影まで、何もかもお世話になってしまったけれど、
信頼する彼らに全てを委ねたことで今回もとてもいいハガキが出来上がったと思う。
この美しい仕事に恥じないような展示にしたい。

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