長年連れ添った飼い猫の吉蔵(キチゾウ)が、ついに旅立った。
12月に入ってから後ろ脚が動かなくなり、自力で歩くことができなくなってから
徐々に元気がなくなっていった。ナオコが夜もつきっきりで介護していた。
そのナオコがちょっとだけ買い物で外出し、こどもらは終業式を病欠して家で寝ていた日。
工房で仕事をしていた自分のところに、次男が「キチが動かなくなった」と知らせに来た。
冬の雨がしとしと降り始めた昼下がりに、静かにキチゾウは逝った。
おだやかで人懐っこいいい猫だった。
18年も一緒にいたんだな。
庭のいつも見えるところにみんなで穴を掘って埋めた。
さようなら。ありがとう。
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